植物の生命力は素晴らしいなぁと感心した出来事。
この株は我が家で私、妻共にお気に入りの芋みたいなユーフォルビア。植物にあまり関心のない妻ですら『カワイイ!』と言わせる実力者です。ポケモンで例えるとヤブクロンのような見た目。
ん~、、、ちょっと違うかw
この株は2023年5月頃に我が家にやってきました。夏の間、葉焼けで丸坊主になることもしばしば。※花キリン系でも色々いますが、デカリーやキリンドリフォリアのようなちび花キリン系は直射日光下ではなく、日陰や遮光下の方が調子良さげです。多分直射はムリ。
なんやかんやで少し成長し冬になり、窓辺で管理していました。根腐れが怖くてほぼ断水状態だったんです。
これがマズかった。
気付いたころには塊根ベッコリで時すでに遅し。
死んではいませんが体調激悪状態で万事休すでした。
凹んでいることは大分前から気が付いていましたが、グラキリスなどと同様に冬はそういうものだと思い込んでいたため、マズイ状態だということに気が付いていなかったのです。
↓写真は冒頭の写真と同時期に撮りましたが、株元凹んでいるのがわかるでしょうか?
少し暖かくなり4月下旬。
水遣りしても元に戻らないし流石におかしいよな?と思い抜いてみることに。
見事に塊根が腐り、一部枝も死亡状態。
残念な気持ちで腐った部分を取り除こうとしたとき、新しい根が生えていることに気が付いたのです。ここでタイトルの『植物は強いよ』になるわけです。タイトル回収ですねw
生き残っていた箇所が腐食を食い止め、更に根を伸ばしていました。
枝も生きている所まで切りつめて挿し木をしたところ、新葉を出すまで回復しました。
右が腐った株。左が救出した枝達。現在は花まで咲かそうとしています。
後から分かりましたが、当株のような塊根は恐らく凹むと元に戻りません。皮が固いからなのかどうかは分かりませんが、注意すべきは『冬も凹まないよう適度な水遣りを続けること』これが重要なのだと気が付きました。来年はうまく冬越し出来そうです。
まぁ最もなのは、植物の生命力はすごいなぁ。なんて感心している場合ではなく、栽培者の腕が悪いなぁと自嘲し反省するべきだということです、、、