我が家で初めて実生した植物【パキポディウム・グラキリス】が1年経過したので記事を残します。今後この記事を実生記録とし、随時更新していきたいと思います。
◆種子の購入
2023年4月28日 seed stockさんで種子を購入。
購入したロットは『Pachypodium rosulatum var. gracilius Lot.2023D』というやつ。
内容物は全部で11粒だった気がします。
播種方法はネットを見て先人達のブログを見よう見まねで実施。(方法は割愛)
◆播種・発芽
播種から1週間程度で4つ発芽しました。
しかし写真左下の株は間も無くカビに包まれ枯れてしまいました、、、
ちなみに発芽しなかった種子は漏れなくカビに包まれて再起不能な感じでした。
上手く発芽させられなかった原因を私なりに考えてみました。
反省点
- ダコニール等での種子の消毒、熱湯による用土の消毒が甘かった?
- 送風などでの通気性確保が出来ていなかった
- 保湿が足りなかった
- 夜間の温度が低かった
- そもそも種子の鮮度が低かった(他責w)
このくらいでしょうか。
ブログやSNSで先人達の情報を読み漁った感じ3番・4番辺りが原因な気がします。
最近では土に蒔かず保湿したキムワイプ等に乗せ密閉する方法もあるようです。
この方法であれば重要なのは温度だけなので私のような設備がない人間でも再現可能だと思います。次回種を蒔く機会があれば参考にしたいと思います。
さて、芽が出た後ですが、特に躓くことなく順調に成長しました。
◆成長記録
実生から4か月経過。
この間個人的な事象があったとすれば引越しをしたことくらいです。(どうでもいい)
あと1度蹴り倒してしまい強制植替えを行いました。配置が違うのはこれのせいです。
屋内で水草育成ライト下に置いていましたが、やはり光量不足だったようです。
確か8月頃に引っ越しをし、新居では屋外管理に移行しました。
冬前に植え替えると枯れる可能性もありましたが、来春の成長期をモノにしたいと思い植替えを決行。やはり一番大きな株が一番根を張っていました。
如何に根を張らせられるかが成長のキモになりそうです。
どうしてもまん丸単頭グラキリスが諦めきれず脇目をカットしました。
意味がないという人もいますが、物は試しです。
カット場所から樹液が染み出る痛々しい姿に申し訳ない気持ちになりました。
ちなみにこの株だけ冬の間も落葉しませんでした。
冬季の管理は植物ライトなどは使用せず、リビングの床に放置です。
休日は日中外に出し日光に当てていました。暖冬だったとはいえ夜間の室内は5℃程度だったと思いますが落葉しませんでした。意外と強いですね。
カットした脇目痕も無事塞がりムキムキ成長しています。
脇目カットが功を制したのか、葉が厚くなり、株自体が大きくなったと感じます。
当株だけ脇目は切らずの状態です。
梅雨頃にしっかり雨に当ててから立派になってきた気がします。
肌が黒いのは相変わらずで、このままの肌色だったら面白いなと思います。
この株は大きな株同様脇目をカットしました。
その後なぜか葉を落とし成長が止まってしまっていました。
恐らくカットの際、株を動かしてしまい根が傷んだのではと思っています。
最近無事動き出したため、経過を見守りたいと思います。
※この株は脇目が再発。大きな株と何が違うのかは不明。
ウダウダと我が家の実生グラキリスの1年をまとめてみました。
今後もこの記事に追記という形で更新していきます。
でわまた!!!